フォーサイトのAFP提案書課題について①

フォーサイトFP2級提案書

何件かフォーサイトのAFP課題について、

質問を下さった方がいたのですが、

個別に具体的な回答については、

私もまだ修行中の身で実力がまだまだなため、

ご対応出来ないと思いますので、

ご容赦ください。

 

 

ただ、それだけでは申訳がないので、

”私が”フォーサイトのAFP提案書を作成する際に、

やっておいたほうが良いと思ったことについて、

もう少し詳しく書きたいと思います。

 

『あくまで個人的なやり方』なので、

 参考程度でお願いしますね。

 

AFP提案書課題に入る前に

私が受講したのは

『フォーサイト』

『2019年5月・9月・2020年1月対応』

のAFP・FP2級技能士の講座です。

 

恐らく、

同封の『入門講座』

最初に見てはいると思いますが、

それを見ておくと、

『やることの全体像が見える』ので、

ぜひ見ておいてください。

 

以下の順番で講義を聞いておきます。

 1、提案書作成サポートガイドブック

 2、ライフプランニング

 3、タックスプランニング

 4、リタイアメントプランニング

 5、リスク管理

 6、相続・事業承継(課題にそれ関連があるなら)

 

それぞれについての注意点については、

以下の書いていきます。

 

 

1、提案書作成サポートガイド

最初にこれは絶対に見ておいてください。

全く金融などの知識がない人でも、

『提案書で何をするのか』について、

ざっくりでよいのでわかっていれば、

後で見る講義で、

『どこに力を入れてみればよいのか』

が解るようになります。

 

『その後の講義を見終わった後』

サポートガイドブックを見ながら

提案書を作成することになりますが、

基本的に、

提案書作成については、

『提案書の構成と作成のポイント』で

やることがしっかりと書かれているので、

それに合わせて、作成すればよいです。

 

 

2、ライフプランニング

ここでは、

  • ライフイベント表の作成
  • キャッシュフロー表の作成
  • 6つの係数
  • 住宅ローン(金利・繰り上げ返済)

がある程度分かるようになれればよいです。

どのみち『提案書作成』の時点では、

『テキストを見てどの部分にあるかがわかる』

でも構わないので、

とりあえず、完璧に覚えようとせずに、

こういうものかという風に流してください。

 

提案書作成の際に

最低限ここで押さえておきたいのが、

  • 現在価値と将来価値
  • 可処分所得
  • 年間収支
  • 各年の年間貯蓄の求め方
  • 個人バランスシートの作成
  • 住宅ローンの返済方法
  • 繰上返済

これを押さえておけば、

提案書の作成の際のバランスシートや、

キャッシュフロー表作成で困ることは無いです。

 

後の項目については、

『困ったときに巻末の索引から逆引き』

すればよい程度で構わないです。

 

 

3、タックスプランニング

結構内容が濃い分野になりますが、

『提案書作成の段階』では

 ①所得税額計算の流れ

 ②10種類の所得税

 ③所得控除

 ④税額控除

を抑えるようにします。

法人税以下については余裕があれば、

程度で大丈夫です。

 

 

①所得税額計算の流れ


まずは、『所得税計算の流れ』を見て

  • 収入
  • 所得   :収入ー経費
  • 課税所得 :所得-所得控除
  • 所得税額 :課税所得×税率
  • 申告納税額:所得税額ー税金から差し引かれる額

のイメージをつかんでおきたいところです。

 

さらにどの所得が

『総合課税』、『分離課税』かについて、

表を見てわかる程度に慣れればよいです。

 

 

②10種類の所得税


最終的には全部覚えることになりますが、

提案書作成の時点では、

  • 給与所得
  • 不動産所得
  • 退職所得
  • 雑所得(年金)

は、押さえておきたいところです。

もちろん後でテキストを見ればよいので、

どの場所にあるかがわかる程度でも、

構わないです。

 

 

③所得控除


『所得控除』については、

  • 医療費控除
  • 社会保険料控除
  • 生命保険料控除
  • 地震保険料控除
  • 配偶者控除
  • 配偶者特別控除
  • 扶養控除
  • 基礎控除

あたりは押さえておきたいところです。

ここら辺は、『可処分所得など』で、

使うことになる部分なので、

控除額で困ったら、

ここを見に来るとよいですね。

 

ちなみにこの後に書かれている

『税額計算』については、

『可処分所得』を算出する際に使う可能性があります。

…が、課題の方に、

『所得税・住民税合算税額速算表』

があるなら、『住民税込みで税額計算』できるので、

そちらを使えば、簡単ですね。

 

④税額控除


『税額控除』については、

  • 住宅ローン控除の控除限度額
  • 住宅ローン控除の適用要件

を押さえればよいです。

『家を買いたい』となると、

ここら辺の知識が必要となります。

 

 

4、リタイアメントプランニング

私の場合は、

こことはあまり関係ない分野での出題でしたが、

もし『退職が近い人』の相談の出題や、

『年金について』相談された場合は、

ここがメインの分野となります。

とくに『年金の金額』については、

  • 受給資格期間
  • 任意加入制度
  • 年金額
  • 繰上げ・繰下げ支給
  • 在職老齢年金

あたりは押さえたいですね。

 

『年金額を上げたいなど』の相談については、

  • 国民年金基金
  • 付加年金
  • 企業年金制度

を押さえておくと、

提案をする際の材料の一つに使えます。

 

 

5、リスク管理

主に保険関係の分野になりますが、

かなり内容が濃い分野です。

『保険制度の概要』や『保険の種類』等で

基礎知識を学んでおき、

後半の部分の細かい部分で、

税金関係を学びます。

 

『前半部分』については、

必要な時に、字引きで使う感じになりますが、

『保険料の払い込みが困難な場合』

  • 契約者貸付制度
  • 振替貸付制度
  • 払い済み保険
  • 延長(定期)保険

を押さえておくと、

『家計破綻時』のアドバイスの一つに使えますね。

 

 

『後半部分で特に大事なところ』は、

 ①個人契約の生命保険と税金

 ②個人年金保険について

 ③必要補償額の算出

 ④損害保険と税金

になります。

 

 

①個人契約の生命保険と税金


ここでまず押さえておきたいところは、

『個人契約の生命保険と税金』

のところの、

『生命保険料控除額』ですね。

  • 旧契約(平成23年12月31日以前)
  • 新契約(平成24年1月1日より)

それぞれ計算方法が違います。

また、

『旧契約の控除額+新契約の控除額の合計』が、

生命保険料控除額になることもポイントの一つですね。

 

次に、

『保険金・解約払戻金と税金』

を押さえます。

 

バランスシートを作る際の、

『生命保険金の資産額が解約払戻金』

になるので、

ここらへんも気を付けておきたいところですね。

 

 

②個人年金保険について


まずは、

『どのケースででどれくらい貰えるのか』

を見られるようにすればよいです。

 

『相続に関する相談』の場合は、

  • 相続税になる場合(被保険者と契約者等が同じ)
  • 贈与税になる場合(被保険者と契約者等が違う)

があることを押さえます。

 

さらに、『法定相続人』について

『死亡保険金の相続税非課税金額』

(500万円×法定相続人数)

を押さえておけば、

万が一の際の相続にかかる税金の相談にも

対応できますね。

 

 

③必要補償額の算出


『リスクマネジメントと保険の活用』

のところで”Cゾーン”のため、

さらっと流されますが、

『保険の見直しを提案する際』に、

『いくら必要なのか』を説明するのに必要です。

 

基本的な考え方は、

保険で備える金額=遺族の支出ー遺族の収入

(遺族の支出=家族の生活資金+配偶者の生活資金)

※家族の生活資金は、末子が学校を卒業するまでの資金

※配偶者の生活資金はその後の妻が平均寿命までかかる生活費等

 

一般的な遺族の生活資金については、

『現在の生活費を1』とすると

  • 家族の生活費(夫死亡時):0.7
  • 妻の生活費(末子卒業して独立):0.5

と考えます。

 

 

④損害保険と税金


ここも所得控除などで必要になりますが、

特に『地震保険料控除』について

押さえておけばよいと思います。

 

 

6、相続・事業承継

私の場合は、

ここにあまり関係ない範囲の出題でしたが、

実際に実技の勉強を進める中で

提案書について重要だと思った部分を

上げていこうと思います。

 

 ①養子と特別養子

 ②相続人と相続順位

 ③法定相続分と遺留分

 ④贈与税の特例

 ⑤相続税

 

 

①養子と特別養子


養子と特別養子の違いについて

  • 養子  :実親との親子関係が終了しない。
  • 特別養子:実親との親子関係が終了する。

そのため、

  • 養子  :実親の財産の相続が可能
  • 特別養子:実親の財産は相続不可

になります。

 

 

②相続人と相続順位


ここについては、

  • 配偶者は常に相続人になれる
  • 相続開始時に胎児でも相続人
  • 相続順位と代襲相続の条件(放棄は不可)
  • 兄弟の代襲相続は甥と姪まで

程度を押さえれば良いです。

 

 

③相続分と遺留分


『相続分』については、

  • 法定相続分
  • 代襲相続分は人数割り
  • 二重身分について
  • 嫡出子と認知された非嫡出子は同等

『遺留分』については、

  • 遺留分の割合
  • 兄弟姉妹には遺留分無し

あたりを押さえればよいです。

 

 

④贈与税の特例


特に

  • 贈与税の配偶者控除
  • 相続時精算課税制度
  • 住宅取得等資金に係る贈与税非課税措置
  • 直系尊属からの教育資金一括贈与の非課税
  • 結婚子育て資金の一括贈与の非課税

あたりを押さえておくと、

『相続に関する税金の相談』に対する

アドバイスに使うことが出来ます。

 

 

⑤相続税


ここでは、相続税のしくみと

特例制度について勉強することになりますが、

特に『相続税の総額までの計算』の分野を、

押さえておくと、

『相続税額の計算や控除額の算出』

出来るようになります。

 

特に『配偶者の税額軽減』あたりは、

相談者に対して安心感を与えるものになると考えます。

 

 

テキストは字引きに使おう

ひとまず、各講義について

『私が提案書作成で重要だと考える』

ポイントについて抽出しました。

 

提案書を作るに当たっては、

まだ試験受ける段階ではないので、

『ある程度分かるレベルで十分』です。

 

講義を受ける時間すらない人については、

上記ポイントを押さえながら、

テキストの索引を使って、

字引きとして利用するのが良いと考えます。

 

ただ、『提案書作成サポートガイドブック』だけは、

しっかりと受けておいてくださいね。

 

折角お金出しているんだから、

『お金出した分のやり方』で作らないと

もったいないですからね。

 

 


今回の説明はここまでです。

ご精読ありがとうございました。

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